(2022年8月発行)

ガバナンス

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監督体制・執行体制

当社は、指名委員会等設置会社として、経営の監督と業務執行を分離することで、取締役会の監督機能の強化および執行部門への大幅な権限委譲による業務執行の迅速化を図っています。また、指名・監査・報酬の法定三委員会設置によって、より高い透明性と公正性の向上を実現していくガバナンス体制を構築しています。

取締役(株主総会で選任)

(2022年7月1日現在)

図:2010年NKSJホールディングス設立、2014年損害保険ジャパン日本興亜発足、2015年介護事業への本格参入、2016年SOMPO Digital Lab設置、2017年Endurance買収によるグローバルプラットフォームの構築、2019年Palantier Technologies Japan設立。

取締役会の構成

社外取締役は、取締役14名中10名(比率71%)

※当社設立時(2010年4月 )の12名中6名(比率50%)から人数・割合とも増加

図:社内取締役 4名 29%、社外取締役 10名 71%

取締役のダイバーシティ

14名中女性が3名、男性が11名(うち、外国人1名)

※当社設立時は女性0名(人数・割合とも増加)、外国人1名(同人数・同割合)

図:女性 3名 21%、男性 11名 79%、うち外国人1名

取締役の在任年数

取締役の平均在任期間(監査役であった期間を含む)は、3.8年

※当社では社外取締役の通算在任年数が8年を超える場合は、再任する積極的な理由の有無を慎重に検討し、理由がある場合は再任を妨げません。

図:5年以上36%、1年~4年43%、新任21%

委員会の構成

法定三委員会は、指名委員会・報酬委員会は社外取締役のみで構成、監査委員会は過半数が社外取締役

図:指名委員会 社外取締役 5名 100%、監査委員会 社外取締役 5名 71%、報酬委員会 社外取締役 5名 100%

執行体制

当社は、VUCAの時代においても敏捷かつ柔軟にトランスフォーメーションを重ねていくために、事業オーナー制とグループCxO制という2つの仕組みを掛け合わせた執行体制を構築しています。

事業オーナー制

事業オーナーが各事業の経営トップの立場で事業の方針を定め、事業計画の遂行や経営の質を高めることでグループの成長・拡大を牽引する仕組みです。

グループCxO制

各領域において高い専門性を持つグループCxOがグループの経営理念やパーパスの実現、企業価値向上、コングロマリット・プレミアムの創出などに向けて、必要な影響力を横断的に発揮することでグループ全体の一体性や健全性を維持する仕組みです。

図:グループCEO→グループCOO→事業オーナー・グループCxO→トランスフォーメーションの実現

多様なバックグラウンドを持つ役員

当社では、サクセッション・プランの策定、役員の選任において役員ポートフォリオの多様性を重視しており、その結果として、多様な専門性やバックグラウンドを持つ役員が選任され、グループのトランスフォーメーションの実現に向けた質の高い意思決定が可能な体制を実現しています。

図:グループCEO→グループCOO→事業オーナー・グループCxO→トランスフォーメーションの実現