お客さまの「安心・安全・健康」な暮らしの実現、SOMPOのパーパスの実現、そしてSDGsへ貢献していくために、デジタル・AI・データ解析技術などを駆使し、リスクの可視化による行動変容の促進、健康に資する各種サポートによるQOL(Quality of Life)の向上および女性が活躍できる健康支援などの新たな顧客価値を提供していきます。
保険は、もしものときの備えとして事故やけが、病気が発生した際に保険金をお支払いすることで安心を提供するものですが、そうした不測の事態を事前に予測し、予防することで「事故をなくす」「災害をなくす」「病をなくす」にチャレンジし、社会のデジタルトランスフォーメーションを通じて「保険が必要ないほどの安心・安全・健康な世界」を創っていくことを目指していきます。
SOMPO Light Vortexを中心に、BtoBオークション事業会社であるSOMPOオークス、データプラットフォームソフトウェアカンパニーであるPalantirTechnologies Japanと、AI・データ解析に優れたABEJAの4社は各社の強みを活かし、当社グループのデジタル・データ分野のDXに加え、保険の枠を超えたソリューション・ビジネスを行いデジタル事業としての収益拡大に取り組んでいきます。
デジタル事業の中核会社であるSOMPO Light Vortexでは、SOMPOグループが掲げる「安心・安全・健康のテーマパーク」の実現を目指し、あらゆる人が健康で豊かに楽しむことのできる社会の実現のため、優良なスタートアップや事業パートナーなどとの協業によるデジタルを活用した商品・サービスの提供を通じて、社会課題の解決を目指しています。また、モビリティやヘルシーエイジング領域における新たなサービスや空き家を活用した新たな生活体験の提供など、新たな価値の創造にも取り組んでいきます。
データサイエンティスト・エンジニア・UI/UXデザイナーといった専門人材の多くは外部から登用しており、内製開発チームの主力メンバーとしてビジネス部門との協業体制によりアジャイルでスピーディな開発を支えています。
グループ全体のDX実現は、それを成し遂げる担い手が重要であり、グループの多くの社員がデジタルを理解し、活用できる状態にする必要があります。当社グループでは、全社員がDX人材となるべく、基礎的な研修から実践的な研修まで10数個のプログラムを用意し、延べ約15,000名の社員が受講しています。