(2023年8月発行)

コーポレート・ガバナンスの全体像

当社グループが100年後にも「なくてはならない」存在であるために、SOMPOのパーパス実現に向けたトランスフォーメーションを推し進めています。そして、このトランスフォーメーションを主導し支えるのがガバナンスです。

当社は指名委員会等設置会社として、社外取締役中心の取締役会による監督のもと、執行部門が大胆な権限委譲を受ける体制を構築しています。そして、取締役会が監督機能を果たすうえで重要となる法定委員会のうち、指名委員会、報酬委員会を社外取締役のみで構成するなど、執行部門との間に適切な緊張感のある、高い透明性と公正性が保たれる仕組みとしています。

執行部門では、事業オーナー制とグループCxO制により、取締役会で選定された執行役・執行役員が、それぞれの専門性を高めながら連動することで迅速に意思決定を行い、SOMPOのパーパス実現に向けて機動的にグループ戦略を遂行しています。

また、事業のさらなるトランスフォーメーションを推し進め、持続的に成長していくために、多様なバックグラウンドを持った質の高い人材が安定的かつ効果的に輩出される仕組みとすべく、サクセッション・プランと役員報酬制度を設計しています。