EPISODE.01
介護、そこにあるべきもの
圓藤香津子の強い想いが、介護の道を切り拓く
「香津子ちゃんは、笑うてんのが、いちばんええね」
彼女の祖母はそう言って、かすかに震える手を、彼女の頭にやさしくのせた。リウマチを患っていた祖母の部屋に食事を運ぶのは、孫の圓藤香津子の役目だった。
「そんなん言うけど、ばあちゃんは、じいちゃんに怒ってばっかりやん」
そう口をとがらせると、祖母は、ちょっと恥ずかしそうに笑った。
SOMPO伝。それは、SOMPOで働く社員100名の意志の物語。会社人としてではなく人間としての、彼らの原体験・生き方を、約500時間かけて取材・執筆・編集。SOMPOの全社員に届けた。会社中心の働き方ではなく、自分中心の働き方を考えてもらうために。社員一人ひとりに、もっと幸せな働き方を見つけてもらうために。働くことの価値。生きることの幸せ。それをアップデートしていくのが、私たちSOMPOだから。
あらゆる人が、自分らしい人生を
健康で豊かに楽しむことのできる社会。
それが、SOMPOの目指す未来、パーパスです。
SOMPO伝は、社員一人ひとりが
SOMPOという舞台で自分の志を実現していく物語を、
『未来伝記』として書き記したものです。
※SOMPO伝は、2021年度~2023年度に実施した
SOMPOグループのブランド施策です。
安心・安全・健康のテーマパークにより、あらゆる人が自分らしい
人生を健康で豊かに楽しむことのできる社会を実現する。
それが、私たちSOMPOの目指す未来、パーパスです。
安心でいたい。
安全でいたい。
健康でいたい。
そんな人々の想いにさまざまなソリューションで応え、
もしものときに役立つだけでなく、暮らしに、
人生に寄り添えるパートナーを目指しています。
また、社員一人ひとりが、自分ならではの志「MYパーパス」を持ち、
SOMPOという舞台で新たな価値を生み出し続けています。
世界中にひろがるSOMPOグループには、さまざまな想いや志、
目標をもってはたらく仲間たちがいる。
一人ひとりのチャレンジのカタチも多種多様です。
SOMPOは、そのすべてを見つめ、照らしていきたい。
成功も、失敗も、これから実現してみたいアイデアも。
自らの想いに基づくチャレンジは、きっと仲間の想いをも突き動かす。
そして、それぞれの想いが重なりあえば、
れまでなかった新しい価値が生まれると、信じています。
すべての想いに、チャレンジに、こころからのエールを。